約10年ぶりに家族3人でマザー牧場に行ってきました。前回は日帰りで慌ただしかったため、今回は牧場内のコテージに1泊することに。コテージの口コミを探している方が多いようなので、泊まってみての感想をまとめます。
目次
チェックインは山の上案内所で
チェックインは午後3時から。
日曜のお昼頃牧場に着くと、まきば駐車場は既に満車。そのため、さらに山を登ったところにある、山の上駐車場に車を止めて入場しました。ひとしきり遊んでから、山の上案内所でチェックインし、コテージの鍵を受け取りました。
いったんゲートを出て車に乗り、まきば駐車場経由の裏道を通って、コテージの「もみじ」へ。
ロケーション最高!
え?! ここなの?! なんて見晴らしがいいんでしょう!
公式ページの写真の印象から、木々の茂った森の中に建っているのだろうと思い込んでいたのですが、違いました。もみじの前からは、遠い山々まで見渡せ、胸がすくような眺めです。ガイドマップだと距離感が分かりにくいのですが、まきばゲートのすぐそばでした。
車はコテージ脇に停めます。早速玄関のドアを開けました。
温かい民宿のよう
ドアを開けてまずうれしかったのが、暖房で部屋が暖まっていたこと!
ネットのピンポイント天気ではずっと「曇り」になっているのに、着いた途端雨がシトシト降り始め、風も強くて傘は役に立たず、カッパだけが頼り。手がかじかむほど寒くて、すっかり体力を消耗していました。
ですから、暖かい部屋に、ポットのお湯、炊飯器にホカホカの炊きたてご飯! うれしかったです。
施設は古いが掃除が行き届いている
「もみじ」は一番小さい2DKのコテージです。
とはいえ、畳敷きの部屋は6畳x2、DKは12畳くらいあり、3人なら狭苦しさはありません。壁のクロスは新しく、お風呂やトイレは割と最近リフォームされているようできれいでした。
ハウスダストのアレルギー持ちなので、室内がほこりっぽいのでは、と正直心配でしたが、お掃除は行き届いており、お布団もフカフカ。シーツ類、まな板も真っ白で気持ちよかったです。
実家に帰った時のような気分でリラックスし、お風呂につかりながらウトウトしてしまいました。
朝の森を堪能
翌朝の日の出は5時42分。6時前に目が覚めたのでカーテンを開けたら、雨は上がっているようでした。
飛び起きて、上着だけ羽織り外に飛び出しました。
なんて美しい景色でしょう。ここではマスクなんて要りません! 朝の澄んだ空気を胸いっぱい吸い込みました。
早朝の散歩をしばらく楽しんでからコテージに戻り、コーヒーをいれてバルコニーで飲みました。
聞こえてくるのは、風が木々を揺らし、葉や枝がこすれ合うサワサワサワという音と、鳥の声だけ。
ゆっくりすることが苦手な私ですが、ただ座っているだけでまったく飽きません。目が耳が心地良いんです。時を忘れました。
今年はコロナのため、閉塞感とストレスでいっぱい。例年のように帰省もできず、近場で自然に触れたいと、マザー牧場を選んだのは大正解でした。霧に煙る山の景色や、紅葉に向かう木々の深い緑に心が洗われました。
コテージ「もみじ」利用のまとめ
料金
宿泊料:1泊2日(日曜泊) 12,000円
☆休前日は25,000円なので平日利用をおすすめ
入場料:滞在中ずっと有効。1350円/1人
☆通常料金より150円割引
駐車料:ゲート外の駐車場、コテージ専用駐車場、どちらも無料
メリット
●牧場内にあるため、移動時間がかからず、2日間たっぷり遊べる。
●自然環境が素晴らしい。眺めがいい。斜面に花が咲いている時はさらに絶景だろう。
●乗馬やマザーファームツアーなど、アトラクションの料金にも割引きがあり、お得。
デメリット
●コテージは、まきばエリアのそばにあるが、チェックインの手続きは山の上案内所のみ。まきばエリアと山の上エリアにはかなり高低差があるため要注意。
●鏡が脱衣所の洗面台にしかなかった。女性が2人泊まるなら、もう1枚欲しいところ。
コテージでの食事についてはこちらをどうぞ。→マザー牧場で1泊2日【その2 コテージでの食事】