来日アーティストのライブに、ほぼ毎月出かけた2019 年。各会場の座席からの見え方と、ライブの感想を、初心者目線ですが、お伝えします。
第4回目は、リンゴ・スター&ヒズ・オールスター・バンドです。
7大都市を巡る2019年の日本ツアー、この日は東京追加公演の最終日、4月7日(日)です。
目次
席は第1バルコニー2列9番
このホールには第一(2階)から第三バルコニー(4階)まであります。
地下に潜る構造なので、実際はアリーナがB3F、第一バルコニーはB2Fです。
前日の公演後、「ステージサイド席の販売が決まりました」というアナウンスを聞き、ホールのロビーで購入しました。少し悩みましたが、素通りできず。(笑)完売の時以外販売されないのなら、見切れるのだろうと覚悟していました。それなのに!
2列9番からの見え方
何ひとつ見切れてないじゃあないですか!! ステージ後方にいるキーボードのウォーレンまでしっかり見える。リンゴとグレッグのドラムの手元も、もう1人のグレッグのハモンドの手元まで見える。私的には最高の席でびっくり。
実は初日(人見記念講堂)と前日(東京ドームシティホール)に続き参戦3日目でした。前日はアリーナ4列目の10番台という素晴らしい席。それなのに、開演時間を19時と思い込んでいたアホな私は、ライブが最高潮に達する頃ようやく会場入りしたのです。「アフリカ」が流れるなかホールの重たい扉を開け、老眼で席番がよく見えずに迷い、気が動転したまま、この日はあっけなく終わってしまいました。
どうしてももう一度行きたくて買った席です。ちなみに、対面販売なのでRかLサイドか選ばせてもらえました。ルカサーファンの私はLサイドでお願いしました。
2列5番からはこう見える
このステージサイド席、もっと端の席からだとどう見えるのか興味があり、終演後に座って確かめてみました。
2列1番からだとこう見える
一番端っこの席だとどうでしょう?
前列に立っているギタリストは見えますが後列は見えません。
ちなみに、この日一番端の席は販売されなかったのか誰も座っていませんでした。
よろしければ、こちらもどうぞ。 ↓
TDCホール アリーナ席と正面バルコニーからの見え方
TDCホールアリーナ10列目端からの見え方【ボズ・スキャッグス 2024】
このライブは楽しすぎた
TOTOからの流れで、ルカサー様が出るならリンゴにも行ってみようと思ったのがチケットを買ったきっかけです。私はビートルズよりもウィングス世代でして、ビートルズの曲はある程度知っていても、リンゴのことはよく知りませんでした。すみません!! でも、こんなに楽しいライブは初めてだったかも。星や花模様で彩られたカラフルなステージ背景が象徴するように、音楽も「色とりどり」で楽しく、まるでトリップしたかのように高揚しました。
78 歳のリンゴの若々しさにとにかくびっくり。全然おじいちゃんじゃないし、細いし、飛び跳ねたり踊ったり、自分が歌わないときはドラムを叩いて他のメンバーのサポートに回り、出ずっぱりです。
お客さんも勝手知ったるで、フラワーチルドレン風のコスプレだったり、面白いプラカードを作ってきたりしてる人がたくさんいて、リンゴとの掛け合いに笑わせてもらいました。
何が飛び出すか分からない
まるで、びっくり箱を開けたかようでした。
「ロザーナ」や「ホールド・ザ・ライン」を叩くリンゴが見られるなんて。グレッグの生歌とオルガン、ルカサー様のギターで聴くサンタナの「ブラック・マジック・ウーマン」、学生時代にラジオから流れてきてたメン・アット・ワークのナンバー(コリンのボーカル衰えず)、耳なじみのあるアヴェレージ・ホワイト・バンドの「カット・ザ・ケイク」、御大の歌うビートルズの「イエロー・サブマリン」や「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・オブ・マイ・フレンズ」……。
この日は一応3回目だったので、ライブの流れや構成が頭に入っており、さらに楽しめました。ぜひぜひ、また来日してもらいたいです。
ライブのまとめ
座席:S席 16,000円
演奏時間:120分ぴったり
男女比(ざっと見):5:5
セットリスト
- Matchbox (Carl Perkins cover)
- It Don’t Come Easy
(Ringo Starr song) - What Goes On (The Beatles cover)
- Evil Ways
(Willie Bobo cover) (with Gregg Rolie) - Rosanna
(Toto cover) (with Steve Lukather) - Pick Up the Pieces
(Average White Band cover) (with Hamish Stuart) - Down Under
(Men at Work cover) (with Colin Hay) - Boys (The Shirelles cover)
- Don’t Pass Me By (The Beatles cover)
- Yellow Submarine (The Beatles cover)
- Cut the Cake
(Average White Band cover) (with Hamish Stuart) - Black Magic Woman / Gypsy Queen
(with Gregg Rolie) - You’re Sixteen (Johnny Burnette cover)
- Anthem (Ringo Starr song)
- Overkill
(Men at Work cover) (with Colin Hay) - Africa
(Toto cover) (with Steve Lukather)17 - Work to Do
(The Isley Brothers cover) (with Hamish Stuart) - Oye como va
(Tito Puente cover) (with Gregg Rolie) - I Wanna Be Your Man (The Beatles cover)
- Who Can It Be Now?
(Men at Work cover) (with Colin Hay) - Hold the Line
(Toto cover) (with Steve Lukather) - Photograph (Ringo Starr song)
- Act Naturally (Johnny Russell cover)
- With a Little Help From My Friends
(The Beatles cover) (with ‘Give Peace a Chance’ by… more )
来日メンバー
スティーヴ・ルカサー <TOTO> – G./Vo.
グレッグ・ローリー <ex.サンタナ/ジャーニー> – Key./Vo.
コリン・ヘイ <ex.メン・アット・ワーク> – G./Vo.
ヘイミッシュ・スチュワート <ex.アべレージ・ホワイト・バンド> – B./G./Vo.
ウォーレン・ハム <ex.ブラッド・ロック/カンサス/AD> – Sax/Perc.
グレッグ・ビソネット <ex.デイヴ・リー・ロス> – Ds.
(ウドー音楽事務所公式サイトより)