観戦が一番の目的だったアナハイムでは、スタジアムにもっとも近いホテル、エアーズ ホテル アナハイム(Ayres hotel Anaheim)に泊まりました。こちらのホテル、格安なのに部屋は広く(電子レンジ・シンク付き)、無料の朝食も充実していて、とてもよかったです。
午後3時半すぎ、スタジアムに向け意気揚々とホテルを出発しました。
近いとは聞いていましたが、エントランスを出てホテルの角を曲がり、まっすぐ歩くだけ。10分もかかりません。街灯に選手のフラッグが飾ってあり、気分がいっそう盛り上がります。
上の写真の背景に、半透明のアーチ型の建物が写っていますね。これはARTIC Station(アナハイム・リージョナル・トランスポーテーション・インターモダル・センター)というアムトラックの駅です。美術館のような近代的な建物をのぞくと、広々とした待合所になっていました。このように、スタジアムのすぐそばに駅があるのです。
駅の前を通り過ぎると、間もなくスタジアムが見えてきます。
敷地に入っても、駐車場を抜けて正面ゲートに着くまで歩いて数分かかります。
チケット売り場を通り過ぎます。思わず写真を撮りたくなるかわいらしさ。
Homeplate gate(正面ゲート)前に到着しました。チームカラーの赤と、ヤシの木の緑が青い空に映え、なんて素敵なんでしょう!!
着いたのは午後4時前。グッズショップで時間をつぶせばいいと思い、早くやってきたのですが、お店は閉まっていました。
チームストア(グッズ店)の営業時間は?
- ホームゲームがない日
- 月曜~土曜:午前10時~午後5時
- 日曜 : 定休
- ホームゲームがある日
- 午前10時~試合開始3時間前まで。
- 観戦客なら試合開始2時間前~試合終了も利用できる。
*エンゼルス観戦記③にストアについて詳しく書いていますので、よろしければご一読ください。
開門は正面ゲートから
試合開始は午後7時。正面ゲートの開門は午後5時です(他のゲートは5時半)。平日のせいもあって、4時に来ている人はほとんどおらず、 大きな野球帽の下でカリフォルニアの日差しを 避けながら過ごしました。
ゲート前に ぼちぼち人が並び始めたので、私たちも列に加わりました。5時になると入場開始です。空港で見かけるドア枠のような金属探知機をくぐり、バッグを開けてチェックを受けます。私は飲みかけの水のペットボトルを持っていたのですが、その場で飲み干すよう言われました。“Now?”ときいたら、“Now!”と言われました(笑)。
スタジアム周辺には飲み物が買えるお店もなければ、日本のような自販機もありません。持ち込みはできないけれど、スタジアムに向かう時飲み物は必ず持参してくださいね。
Giveaway(日替わりの景品)も楽しい
先着で日替わりのプレゼントがあります。私たちの行った日はトレーディングカードの日でした。10日ほど前は大谷選手の首振り人形が先着3万人に配布されたそうです。改めて人気者なんだなあと思いました。
ゲート前に野球帽がたくさん置いてある一角があり、何だろうと近づいてみたら、7月1日に27歳という若さで急逝したスキャッグス選手を悼み、捧げられたものでした。
手前の布が昼間はめくれていて見えなかったのですが、ゲーム終了後に通りかかると、トウモロコシ畑に消えていく姿が……。フレームに入った写真は、小児病院を訪問した時の様子ですね。
22日に追悼式があったばかり。8月に死因が発表され、アルコールと、鎮痛剤のフェンタニル、オキシコドンを同時に使用したためだそうです。 とても残念です 。今季はすでに7勝を挙げ、さらなる活躍が期待されていた投手でした。黙祷を捧げました。