ホール客席からの見え方と、来日アーティストのライブの感想を、素人目線でお伝えしているこのシリーズ、今回は身長152センチの私が、武道館のアリーナ席に初めて座った感想とその見え方について書きたいと思います。
武道館スタンド席からの見え方はこちら ↓
日本武道館 東スタンド 1階B列からの見え方【エリック・クラプトン 2019】
日本武道館 南東スタンド 2階 G列からの見え方【TOTO 2023】
日本武道館 南東スタンド 1階G列からの見え方【ジャーニー 2024】
ナイト・レンジャーの過去の来日公演の記事はこちら ↓
新しくなった昭和女子大学 人見記念講堂1階、2階からの見え方【ナイト・レンジャー 2022】
昭和女子大 人見記念講堂1階、2階からの見え方【ナイト・レンジャー 2019】

目次
VIPチケットを買ってみた
チープ・トリックに続きナイト・レンジャーもフェアウェル公演とは、なんと寂しいこと。。。(T_T)
日本での最後のライブを目と心に焼き付けておきたくて、初めてアリーナ前方確約のVIPチケットを申し込みました。VIPで3万未満ならお買い得だと思ったからです。
私の購入した「サウンドチェック・パッケージ」は3段階 のVIPの一番下のランクですので、前方確約とはいえAブロックの端っこかも…という不安がありました。
しかし届いたチケットはA4というセンター横のブロック! うぉ~!
武道館のアリーナには、アリーナ・チケットを持っている人しか入場できません。
そのため武道館には何度も行っているものの、アリーナ席からの見え方は、まったく謎でした。
ドキドキしながら入場します。

A4ブロック70番台後半だとこう見える
上の座席図の赤い星印の位置です。あまりにステージが近く、プロみたいな写真が撮れたので
ぼかしています。(撮影OKでした)

ステージちかっ!! しかも上の会場図のとおり真ん中に作られた張り出しステージに入れ替わり立ち替わりメンバーがやってくるので、武道館という大きな会場にいることを忘れてしまうほどメンバーとの距離が近い。ビルボードライブと大差ないレベルの距離感でした。
Aブロックのセンター近辺の楽しさは格別ですので、ここぞ、という時はVIPに申し込むのもありだと思います。

幕開けと幕切れの表情の違いまで見えた
本番ではステージ前方に黒い幕が下がっており、その幕が落ちると同時に、ステージ上のメンバーが前方に出てくる、という演出でした。
黒い幕が落ち、ステージ上のジャックが超満員の観客を目にした時、表情がこわばり、明らかに緊張しているのが見て取れました。
多くのステージを経験してきた大ベテランがこんな表情をするのか、と驚きました。
そして、終演。
会場に音楽が流れ始めてもステージを去りがたいメンバーは、ピックやスティックを客席にばらまき、観客と一緒に会場に流れているKISSのロックンロール・オールナイトを大合唱。
この時のジャックは満面の笑みを浮かべて飛び跳ね、子どものように全身で喜びを表現していました。
オープニングとエンディングの、この表情の違いが、バンドの武道館公演に対する思い入れと、その成功をすべて物語っているように思えました。
ステージの高さは?
ずっと気になっていたステージの高さに関しては、この日、目視の印象でおよそ1.8メートルでした。スタッフの方の身長と比べても2メートルはなかったと思います。
通常のホールに比べればステージが高いので、席がBブロックでも、前方ならば、私の身長でもメンバーがギリギリ見えるかもしれないな、と客席を歩きながら思いました。

初めてピックをゲット!
ライブ後に、メンバーがたくさんピックを投げてくれたおかげで、ケリ・ケリさんのピックをゲットできました。(床に落ちているのを見つけました)こんなことは初めて。一生のお宝です。前方席のメリットですね。
この日はモニターがなかった
通常、ステージ左右に設営されているモニターがこの日はありませんでした。
2階上方の席の場合、モニターなしだと視覚的にはあまり楽しめないと、個人的には思っています。
2026年1月に武道館に行った時、レストラン武道の横の、Cafe さくらという売店にレンタル双眼鏡が置いてあるのを発見しました。レンタルを利用するのも手だと思います。
厚底ギアを用意

以前ヒールが少し高めのパンプス系の靴を履いていったら、終盤に足が痛くなってしまったので、その反省を元に厚底スニーカーを履いていきました。
もともと娘のもので、私には大きかったので、クッション厚めのインソール+バレエのトウシューズ用トウパッド+ソックス2枚重ねでなんとかぴったりサイズに。
当日は、私の前に背のたかーい方がいらっしゃったのですが、あまりストレスなく楽しめたのも、6センチのかさ上げのお陰でしょう。ほんの数センチで世界が変わりますね。
本当にこれが最後なんだろうか?
前回の来日時はコロナ禍で空席が目立っていたこともあり、武道館が超満員だったことがまず、とってもうれしかった。
この日の詳細なライブレポートがこちらに掲載されています。
YOUNG GUITAR ↓
ナイト・レンジャー、強固なフレンドシップで結ばれた“ラスト・ライヴ”! 2025.10.16@日本武道館
Real Sound ↓
NIGHT RANGER、約40年ぶりに日本武道館に帰還 圧倒的な“現役感”を見せつけたフェアウェルツアー
本番前のサウンドチェック・パーティー中、ジャックが私に合図をして、ピックを投げてくれる、というウソのような出来事がありました。
残念ながら自席には届かなかったのですが、私の質問には答えてもらえるし、ピックは投げてもらえるしで、うれしすぎて頭が真っ白に。
ライブが始まってからも、メンバーの演奏を目の前で見られて興奮しすぎ、あまり細かいことは…覚えていません。(笑)
そんなぼんやりした記憶の中でも、Sentimental Streetでステージ背景にゴールデン・ゲート・ブリッジが映し出されたのは印象に残っています。
この曲ってサンフランシスコのストリートを歌ってるんだと、今さらながら知ったからです。
40年以上前の夏のことを、急に思い出しました。ベイエリアにある大学寮におり、週に何度もゴールデン・ゲート・ブリッジを渡って、サンフランシスコに出かけていました。

チャイナタウンからものすごい急坂をのぼってバス停まで歩き、同じくバス待ちの見知らぬアメリカ人と「まだかなぁ、来ないねえ」と、日の暮れた通りで帰りのバスをえんえんと待ったこと(スマホのない時代ならでは、です)。その人のサンタ・ローザ行きのバスが先に来て、握手して別れたこと…
何気ない青春の1コマですが、サンフランシスコと聞くと懐かしく思い出していました。ベイエリアにいたのは1985年7月で、ちょうど、このSentimental Streetが全米チャートでトップ10入りした月に当たります。
ナイト・レンジャーのファンになったのは最近ですけど、その昔からつながっていたような不思議な気持ちです。
“The Good-Bye Tour”と銘打ったさよなら公演で、最後の曲がほんとにGoodbyeだったらどうしよう、寂しすぎる、と心配でしたが、そこはやっぱり底抜けに明るいナイト・レンジャーらしく、お祭り騒ぎのRock in Americaで陽気にライブは締めくくられました。
いっぺん、さよならはしたけど、また戻ってきてほしいです。
ライブのまとめ
日時:2025年10月16日(木)19時開演
座席:VIP Soundcheck Experience パッケージ 29,000円
演奏時間:約2時間30分
ざっと見の男女比:6:4
セットリスト
- This Boy Needs to Rock (with Highway Star)
- Seven Wishes
- Faces (first time played since 1986)
- 7 Wishes 40th Anniversary Video
(Special video for Japan; with elements of “I Need a Woman” & “Night Machine”) - Four in the Morning
- Sentimental Street
- Interstate Love Affair
- Sing Me Away
- Touch of Madness
- The Secret of My Success
- Rumours in the Air
- Call My Name
- Eddie’s Comin’ Out Tonight
- Crazy Train (Ozzy Osbourne cover)
- Night Ranger
- High Enough (Damn Yankees cover)
- Reason to Be
- High Road
- Can’t Find Me a Thrill
- When You Close Your Eyes
- Don’t Tell Me You Love Me
アンコール
22.Sister Christian
23.Goodbye
24.Rock in America
Setlist.fmより
来日メンバー
ジャック・ブレイズ(vo,b)
ブラッド・ギルス(g)
ケリー・ケイギー(dr、vo)
ケリ・ケリー(g)
エリック・リーヴィー(key)

