長く続いた自粛生活中、家の中の片付けに勤しんだという方も多いことと思います。我が家も大量の不要品が出てきたので、まとめて寄付しました。利用方法や感想を書きましたので、ご参考になさってください。
2024年3月追記:投稿当時より受付条件などに変更が多々あり、新しい情報をまとめた記事を書いています。よろしければご覧ください。 ↓
物でぎっしり! 親の家を片付ける①【使える物は寄付しよう】
目次
ワールドギフト
幅広い物品が寄付の対象
受け付けている品物が幅広く、家を整理した時に出てくる余剰品や、役割を終えた物のたぐいが、ほぼすべてカバーされているので、選別の手間がかからず利用しやすいです。衣類、食品、食器やインテリア雑貨、おもちゃやスポーツ用品から、紙おむつや生理用品まで、ありとあらゆる品物が寄付できます。料金的にも、送料込みですので気軽に利用できます。
寄付できる物のリストはこちら
ぬいぐるみや人形も、希望すれば神社での供養後に、お炊きあげでなく、再利用してもらえます。(別途料金要)贈り物でいただいた人形類は特に処分するのが心苦しいものですが、世界中のどこかで、また使ってもらえると思うとうれしいものです。
詳しくはこちら→人形・ぬいぐるみ・遺品のご供養、集荷までの流れ
集荷サイズは次の3種類
*2020年6月時点の情報です。
120サイズ
- 縦×横×奥行の3辺合計が120cmまで
重さ30kgまで箱や衣装ケース等に詰放題 - 集荷料金:2400円
140サイズ
- 縦×横×奥行の3辺合計が140cmまで
重さ30kgまで箱や衣装ケース等に詰放題 - 集荷料金:2900円
160サイズ
- 縦×横×奥行の3辺合計が160cmまで
重さ30kgまで箱や衣装ケース等に詰放題 - 集荷料金:3700円
ワールドギフトのポリシー
私たちは日本の皆様が捨てたくないもの・誰かに使用してもらいたいと望まれるものを世界中で再利用し、途上国支援に役立てています。
日本ではゴミとして扱われたり、捨てられてしまう物でも、世界には喜んで使って頂ける人々がいます。
寄付物資を必要とされる世界中の施設・団体をできる限り受け入れます。
インスタグラムでは、5,020の投稿(約25,100枚:スライド内画像含む)の画像を掲載しております。
これまでの物資寄付国は87カ国
私たちは常時100カ国への寄付物資支援を目標に、地道に再利用活動を行っていきます。出典:ワールドギフト公式サイト
活動報告
希望者にはメールで活動報告が届きます。公式ページほか、上記のとおり、インスタグラムでも活動内容を確認できます。
利用しての感想
こちらの団体は、小学校を卒業した娘のランドセルの寄付先を探していてみつけました。6年間使ったとは思えないほどきれいだったので、どこかで再利用してもらえないかと考えたことがきっかけでした。
その後届いた活動報告の中に、娘のものらしきランドセルの写っている写真がありました。ラオスの山岳地方に住む子供たちの所に届いたようです。当時はまだ水色のランドセルが珍しい時代でしたし、6年間家にあったものなので、見た瞬間に娘の物だと分かりました。(違うかもしれませんが 笑)感激しました。
それ以来、不要品がたまると、こちらに寄付させてもらっています。申し込んだ後のレスポンスが早く、数日後に引き取りに来てくれます。送り状を用意する必要もなく本当に手軽です。今回は主に文具や縄跳び、ブロックなどのおもちゃを出しました。少しお金はかかりますが、きれいな物を捨てたくない、でも早くいっぺんに片付けたいという方にはぴったりの方法です。
日本救援衣料センター
衣料品に特化した特定非営利活動法人
こちらは衣料品のみです。受け入れ可能な品は下表のとおりです。送料とは別に寄付金を振り込む必要がありますが、後ほど届く領収書で、寄付金控除を受けることができます。
受け入れ不可の品物など詳細はこちら
新品のみ | 下着、靴下、パジャマ、タオル、タオルケット、 シーツ |
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洗濯済み シミ・傷無し | 毛布、ズボン、ジーンズ、Tシャツ、ポロシャツ、Yシャツ、トレーナー、セーター、ブラウス、カーディガン、ジャンパー、オーバーコート |
企業制服 | ブラウス、カーディガン、新品作業着のみ受付 |
発送方法と料金
段ボールに詰めて、元払いで送ります。
約1カ月後に、振込用紙が届くので、自分で寄付金額を記入して支払います。目安としては10kgあたり1500円です。
日本救援衣料センターのポリシー
弊センターは1982年10月 世界には貧困や自然災害、紛争からの避難等で1枚の衣料を必要としている人々が多数いらっしゃるのではないか?
日本のタンスやクローゼットの中には、「いたみ」や「よごれ」がなく十分着用できる服が眠っていて、捨てるのは「もったいない」、「何か意味のあることに再利用できないか」と思っておられる方も多くいらっしゃいます。
これらを結び付け、衣料を必要とする人たちに「愛の救援衣料」を配布する目的で設立され、1983年3月ウガンダへ約2トンが初めて寄贈されて以来、個人の皆様またグループ・団体・法人の皆様のご協力により今日まで活動を継続することができました。活動開始より現在にいたるまでご支援をいただき、本当にありがとうございます。
最近の状況においても、脱け出せない貧困や今までの経験からは予想できない気候変化による自然災害また紛争地域の拡大・拡散より避難を事由として衣料支援の要請を受ける件数や数量は多くなっております。
今後とも衣料品のご寄贈と海外支援のための輸送費等へのご寄附をいただき弊センターの活動をご支援いただきますようお願いします。
出典:日本救援衣料センター公式サイト
活動報告
B4サイズ、4ページのカラフルなニュースレターが振込用紙と一緒に届きました。
2019年度の援助衣料の寄贈状況は、17カ国1295トンだそう。寄贈先の国の1つ、モンゴルからの報告を興味深く読みました。
サイト上でも、寄付状況が確認できます。
利用しての感想
義父が亡くなり、遺品の片付けをしていたところ、未開封の下着が山ほど出てきたため、夫がこちらの団体への寄付を決めました。その量は半端ではなく、140サイズの段ボール5箱分です!
1箱10kgとみなして、振込用紙で郵便局から送金しました。しかし郵便局になかなか行けず、振込が1カ月遅れたため、その間に二、三度同じニュースレターと振込用紙が届きました。(笑)
振込後に気づいたのですが、必ずしも振込用紙を使う必要はなく、ネットバンキングで送金できるのですね。失敗しました。
また、こちらは、定期的に会場収集しているので、送料負担はちょっと……という場合は、コロナ終息後、サイトの衣料品収集会場案内をこまめにチェックしてみてください。2019年ですと、首都圏以外では、宮城、静岡、愛知、大阪、兵庫、岡山、広島、島根で会場収集が実施されています。
不要品寄付は最強の片付け手段
物を大事にする母と祖母のいる家に育った私は、捨てるのが苦手です。でも、捨てるに忍びない、きれいな物たちをどう処分しようかと考えた時、寄付という手段が一番だと感じます。
バザーには開催のタイミングを待つことや、出品できる品が限られているなど、様々な制約があります。ネットのフリマやオークションの場合、出した所で売れる保証もなく、早く売りたければかなり安値にしなければなりません。買う側は気楽ですが、売る側は品物の状態にかなり気を遣う必要がありますし、慣れないと梱包にも時間がかかります。
その点、寄付は気分がいいです。自分の家にある物が誰かの役に立つならうれしいことですし、場所を取る不要品を早くさっぱり片付けてしまいたい、というニーズにも応えてくれます。