グッズショップに行くのも、スタジアム観戦のひとつの楽しみです。ドジャース・ショップは、ハリウッド・ハイランド・センターにもありましたが、エンゼルスのショップは、スタジアムにしかありません。2019年７月、観戦の合間に出かけたお店の感想をまとめました。
目次
メイン・チームストアの営業時間をおさらい
ホームゲームがない日
- 月曜～土曜：午前10時～午後５時
- 定休日： 日曜
- オフシーズンは 、感謝祭、クリスマス、１月１日など、年間定休日があるので公式で要確認。
ホームゲームがある日
- 午前10時～試合開始３時間前まで。
- 観戦客は、試合開始２時間前～試合中も利用できる。
チーム・ストアの場所
フィールド・レベル
- メインストア：ホームプレート・ゲート（正面ゲート）横 … スタジアム最大のストア
- セクション108ストア（ セクション108の入り口そば）… 雑貨、Tシャツ、帽子
- ニューエラ・ストア（セクション106と127）… New Eraブランドの帽子とTシャツ
テラス・レベル
- ホール・オブ・フェイム・チームストア (セクション 226）
- ’47 ブランドストア (セクション 240) … ’47ブランドの専門店
- センターフィールド・チームストア (セクション 256)
クラブ・レベル
- クラブ・チームストア (セクション 309)
ヴュー・レベル
- アウトレット・チームストア (セクション 404) … ウェア類が最大60％オフ
- ヴュー・チームストア (セクション 419）
日本人好みの品揃えだった108ストア
私が座っていたセクション109から一番近いストアだったので、試合中に時々お店をのぞきに行きました。開門と同時に入場したのですから、本当は試合開始前に買い物を済ませたかった。でも①にも書いたように、２時間サイン待ちをしていたので、お店に行く時間が取れませんでした。
108は小さな売店ですが、細々としたグッズが売られていて、今思えば日本人好みの品揃えでした。
１回目は、大谷選手のプロ仕様ユニフォームを見に行きました。兄に第一希望として頼まれていたのです。しかし現地なら少し安く買えるのかと思えばそんなことはなく、380ドルくらい。日本円だと４万円を超えます。兄に連絡したら、そんなに高いならいらん、と言われてしまいました。（笑）
兄の第二希望、大谷選手のルーキーイヤーTシャツを見に再訪。こちらもありましたが、在庫がS、XXL、XXXLだけ。(T_T)
アメリカンサイズなので日本よりワンサイズくらい大きいのですが、それでも兄にＳでは小さすぎ。かと言って、XXLでは大きすぎ。その大きさたるや半端じゃありません。身幅が80cmはありました。壁に飾るにしても、スポーティではない……。笑ってしまうくらいのデカさです。
106のニューエラ・ストアにも行ってみましたが、こちらはおしゃれ系アパレル店で、探しているTシャツはありませんでした。
結局３、４回しつこくお店に行った108ストアでは、キャップ（19.99ドル）、ラリー・モンキーとユニコーンのぬいぐるみ、エンゼルスのロゴ入りリップバーム（４ドルくらい。日焼け止め効果のあるもの）を買いました。夫は、土産物ならぬ「いやげもの」として、黒のリコリス（5.99ドル）を入手していました(笑)。
メイン・チームストアにも行ってみた
せっかくスタジアムに来たのですから、ＳかXXLでもTシャツを買って帰るべきかと108ストアでさんざん迷っていたら、お店の人が「１分くらい歩いた所にスタジアムで一番大きい店があるから行ってみたら？」と教えてくれました。
それで、ズンズン歩いて着いたのがメイン・チームストアです。
早速若い男性店員にルーキーイヤーTシャツの在庫を尋ねたところ、「僕は関知してないんだよね～。あるとしたら、向こうのキャップの置いてあるあたりだと思うから、行ってみて」というお答えでした。（苦笑）
ありませんでした。
兄の第三希望は、写真集かチーム年鑑。店内を見回しても、それらしき物がないので、レジの若い女性に尋ねたら返事は一言 “No.”（「ないです」）
結局、兄への土産は大谷選手のルーキーイヤー・ステッカー（5.99ドル）になりました……。正直、あまり気の利いたものがなく……ルーキーイヤーの商品は今しか買えないと思い入手しました。
108で買ったラリー・モンキーを席に戻って夫に見せたら、「大谷君のラリーがあったのに～」と言うので、こちらの店では背番号17のラリー、そしてエンゼルスのロゴ入り日焼け止め（６ドルくらい。ミニサイズでココナッツミルクのいい匂い）を買いました。
こちらのお店は広いのですが、ユニフォーム、Tシャツ、キャップなどのアパレル類がほとんどという印象です。
私の一押しはキャップです。さすがにチームストアだけあって、種類とサイズが豊富でした。真っ赤なキャップだけでなく、普段も気軽にかぶれそうなおしゃれなデザインのものが、色々ありました。
まとめ
私の出身地に、やはり赤いチームカラーの球団があり、かゆい所に手が届くグッズの充実度で知られているため、どうしても比較してしまいます。日本のような品揃えを期待していくと、少しがっかりするかもしれません。
あまりバリエーションのない商品群の中でも、トラウトとオータニのものは多かったと思います。2020年シーズンは、さらに増えることでしょう。ただし、Ｔシャツ類は日本人に合うサイズのものから売れていくので、目当ての商品がある場合は、スタジアムに着いたらすぐゲットしに行ってください。
お値段が全体的に高めななかで、ラリー・モンキーが19.99ドルというのはダントツに安いと思いました。ちゃんと刺繍入りユニフォームを着ていたりと、細工の細かさ（大谷バージョンじゃないほうは特に） は感動ものです。私の買ったグレーのラリーと大谷ラリーは顔が違い、心なしか大谷ラリーは大谷さんに似せているような……？？「ラリー・モンキーって何？」という方でも、スタジアムに行くと欲しくなるかも。絶好のチャンスの時だけ、ビジョンに登場しますよ。
最後に、公式ページにも書かれていないチームストアの閉店時間ですが、お店の人に聞いたところ、試合終了と同時だそうです。（私が行った日は延長16回まであり、試合終了が深夜１時半だったので、当然閉まっていましたが。）
そこで、お店の人に「試合が終わった後買いたい人もたくさんいると思うけど」と言うと、「終わった後は、混雑するから閉めるのよ」
日本とは、やっぱり違いますな。
