ときめきDays

ときめきDays ~Young at Heart~

乗り物

帰国便が欠航になったら! その2【ホテルからの不明な請求】

その1では振り替え便の手配についての体験談を書きました。↓

帰国便が欠航になったら! その1【2019年7月の体験談】

今回はその続き、ホテル編を書きますのでぜひご一読ください。

タクシーでホテルへ

航空会社のスタッフには「そこを出て左にシャトルバス乗り場がある」と言われたのですが、「そこを出て左」と言われても遠かったら嫌だし、10分間隔でバスが来るなら待てるけど、1時間に1本だったら嫌だし。ロサンゼルスで数日過ごし、日本人とアメリカ人の感覚の違いが分かり始めていたので、タクシーにしました。空港で8時間待ち。慣れないことばかりで疲れきっていました。

タクシーに乗り込み、行き先を告げるとドライバーが驚いたように「ミニマムチャージは30ドルだよ! いいの?」 

タクシー業界のルールなのか、それとも個人的な要望か? よく分からないけれどOKして行ってもらいました。 「そのホテルならシャトルバスで行けばいいのに」 とも言われました。近すぎてガッカリだったのでしょうね。10分もかからずホテルに到着しました。

宿泊券とミールクーポンを回収されてしまった

そのホテルは、ゴージャスではないけれど、シンプルでおしゃれ。スタッフも皆さん親切で、とても気持ちのよい対応をしてくれるところでした。

チェックインの時、次のように説明を受けました。「ミールクーポンは1人分20ドルなので、超過分は請求します」。そしてデポジット用のカードの提示を求められ、空港で渡された宿泊券とミールクーポンは回収されました。

ホテル内のカフェレストランはお手頃価格だったので、遅い夕食の代金は56ドルで済みました。ミールクーポンの範囲内です。女性スタッフ1人で切り盛りしていて忙しそうでしたが、フロントで言われたとおり、その女性に部屋番号を伝えてお店を出ました。

翌朝、フロントでチェックアウトを申し出ると、「支払いは無いわ。航空会社持ちだから」。私たちの顔を覚えてくれていました。もっとこのホテルでゆっくりしたかったね、などと言いながらシャトルバスで空港に向かいました。

帰国後カードに請求が!

なぜかホテルから請求が来ました。約26ドルです。

たかが26ドル、されど26ドル。使った覚えがないのに払う気になれず、問い合わせることにしました。

まずはメールで問い合わせ

ホテルHPの“Customer support”(問い合わせ)をクリックすると世界的ホテルチェーンHのサイトに飛びました。系列ホテルのメールでの問い合わせに、まとめて対応しているようです。そのページで再び“Customer support”をクリックし、メールフォームの“Billing dispute”(請求についての問い合わせ)という項目を選び、宿泊日などの詳細とともに、「請求明細が知りたい」と書いて送りました。

予約番号が分からない!

24時間たたず返信が来て「予約者名と予約番号をお知らせください」と書いてありました。しかし、宿泊券はフロントで渡してしまったので、予約番号も予約者名も分かりません。写メを撮っておけばよかった……。

3人の名前を列記し、この中の誰か1人の名前、でなければ航空会社のスタッフの名前で予約されていると思う。予約番号は不明だが、部屋番号が2つあるので探せるはず、と書きました。

2度目の返信が届きましたが、「そのような予約は見当たらない」と書いてありました。(探す気がなさそう 笑)カード請求書の明細をつけて、もう一度事情を説明するメールをしましたが、以降、返信はないままです。ただのクレーマーだと思われたのでしょうか。

ホテル宛てにFAXしても…

仕方なく、問い合わせのFAXをホテルに送りました。時差を考慮して送信したのですが、リダイヤル待機中で何度やってもつながらず断念しました。電話で話せれば早いのですが、英語で手際よく用件を伝える自信がありませんし、スタッフの人数が少なそうなホテルだったので、電話でやりとりするのは難しいと思いやめておきました。

結局カード会社のお世話に

そうこうしているうちに引き落とし日が近づいてきたのでカード会社に連絡したところ、とりあえず引き落としは保留にしてもらえました。

それから2カ月後、カード会社から連絡があり、「明細不明」という理由で支払いは免除になりました。ホテル側が明細を記録しておらず、何に対する請求か分からないとのことでした。

ホテルが請求を取り下げたのかどうか分かりませんが、払わなくて済んだのでホッとしました。間もなく、カード会社から新しいカードが届きました。悪用される可能性があるから切り替えが必要とのことでした。

今回のトラブルで得た教訓

空港で手渡された宿泊券や食事券をホテルのフロントで手渡してしまうと、控えが残りません。写メを撮っておくべきでした。

また、チェックアウトの際、“No Charge”と言われても、レシートをもらうべきでした。そうしなければ、支払うべき料金がないこと、さらには、そのホテルに泊まった証拠が残らないからです。

旅行会社経由や自分自身で予約した場合とはワケが違います。

今回の旅行では他に2つのホテルに泊まりましたが、どのホテルでもチェックアウト時に“No charge.”と言われ、レシートをくれませんでした。しかし、今回のように、後からカードで誤請求される、というケースもあるので、請求が0でもレシートをもらうことが大事だと思いました。

コメントを残す




関連記事